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暑さに弱い薄毛、フケにブツブツ頭皮がかゆい 「生活習慣の改善と一緒に漢方の利用を」

今年の酷暑は、頭頂部や足の裏など、男性が悩みを抱える部分にも容赦なく熱波が降り注いでいます。今週は相談しにくい悩みを愛先生にズバリ聞きましょう。

【大手食品会社・営業職 Sさん55歳】

頭に汗をかきやすく、夏場はすぐベトついてしまう。頭を触るくせがあり頭のブツブツを感じる。かゆみもあるため、つい掻(か)いてしまうが、掻くとフケがでてきて、不潔に見えてしまう。髪の毛も薄くなり、少しずつ後退してきて気にしている。病院では脂漏性皮膚炎と言われている。

【主訴】薄毛、フケ、頭のかゆみ。

【相談】

Sさん 最近ちょっと動くだけでも、汗が止まらなくなります。特に酷暑の日が続くと、頭のてっぺんから汗をかいてしまい、額(ひたい)から首元までダラダラと流れる状態です。

愛先生 今年は異常に暑いですからね。最も人が汗をかく部位は額といわれています。汗をかく理由は暑さに弱い脳を守るためです。ですので頭部周辺にたくさん汗をかいてしまうことは正しい体の反応とも言えます。

S なるほど。体にとって必要なことかもしれませんが、私の髪の毛にとっては迷惑なんです。夏場は抜け毛が増えてしまって…。

愛 確かに、薄毛で悩まれている方にはかなり悩ましい季節ですね。脂漏性皮膚炎は、汗や強い紫外線などの刺激でも悪化してしまいます。脂漏性皮膚炎は、皮脂の分泌の多いところにできやすく、毛穴を詰まらせ炎症を起こし、それが悪化することで抜け毛につながります。さらにこの皮脂は酸化するのでニオイもきつくなっていきます。

S 帰宅すると、妻に「頭がクサイ」とよく言われています。何かよい方法はないでしょうか?

愛 脂漏性皮膚炎は慢性化しやすいので、まずは皮膚科にご相談いただくのが良いかと思います。ただ、生活リズムや食事などの習慣の見直しをしても改善が見られることも多いようです。例えば、甘いものを食べる癖はないですか?

S 暑いので、毎日炭酸が強めで元気がつきそうなジュースをよく飲んだり、夕食後にアイスクリームを食べたりしています。そして、夜ふかししています。

愛 それは、生活の見直しが必要です。こうしたとき、漢方では炎症を抑え解毒させるものを使うことが多いです。たとえば、荊艾連翹湯(けいがいれんぎょうとう)や十味排毒湯(じゅうみはいどくとう)、黄連解毒湯(おうれんげどくとう)などがあります。生活習慣の改善と一緒に漢方を利用するという選択肢もあります。

S 慢性化や再発はしたくないので体質から改善していく必要がありそうですね。

愛 その通りです。症状の原因となる悪習慣を改めることで根本から改善していきましょうね。

S はい。これをきっかけに生活を見直したいと思います。

■大久保愛(おおくぼ・あい) 1985年生まれ。秋田の山で薬草を採りながら育つ。2008年昭和大学薬学部卒業。「アイカ製薬」代表取締役。薬剤師/薬膳料理家。漢方専門家として商品開発や企業コンサルティングに携わる。

※ ZAKZAK 2018.8.14記事より転載 https://www.zakzak.co.jp/lif/news/180815/lif1808150003-n1.html

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